2014/10/23

タイ&ベトナムの小物

針仕事も同じように見えて、それぞれジャンルはあるので、針仕事の流れやスピード、拘る部分があっても、”郷に従え”にならざるえない現場の仕事があります。
私の作るモノは、QuiltingSpotがあるお蔭で、私の自由人的な要素を感性の赴くまま追求出来るので、幸せな生き方が出来ている人間だとつくづく感じます。

刺激と言えば、針仕事に関わる友人たちは、それぞれ魅力的で、彼ら彼女たちは持っている知識を惜しまなく私に教えてくれます。
だから今回の旅のお土産は大切な方々へ、その国の魅力ある手仕事を伝えたくて、タイではシルク素材のスカーフを、ベトナムでは可愛い刺繍入りの巾着袋を、色も考えてセットにしてプレゼントをしました。誰かにプレゼントを考える事は、とても想像力豊かになるので楽しい時間。
「シルクのスカーフは気持ちいいね」と次の日、早速、首元にタイシルクのスカーフを巻いてくれた友人。
シルクのスカーフは、その人の顔がより美しく見える色を考えて選びました。

バンコク編 - 猿柄の布地

ユニークな布柄でしょ?
猿柄は、個人的に私の娘の為に買いました。昨日は、娘が遊びに来てくれて、私からのお土産を渡し、渡したお土産の中にも猿グッズがあります。とても喜んでくれたので良かった!
彼女は、リス猿と猫とイタチ?だったかな...と暮らしています。この日は、年の差も母と娘という意識も忘れて、ガールズトークで盛り上がりました。

これは、ジム・トンプソンのファクトリーで見つけた布。このお猿さん、幼稚ではない絵柄が気に入っています。ちょっと高貴な洋服を着て、愛嬌のある表情が可愛いです。

バンコク編 - 本屋

世界中の絵本を集めてるの。と知り合いに言われて「絵本、お願いしていいかしら?」と頼まれて私が選んで買ってきた絵本です。原作はイタリアのようですが、タイ語で出版。本屋さんの絵本コーナーでは、子供たちが座り込んで本に夢中になっていました。

2014/10/22

バンコク編 -布買い付け

さて今回の第一の目的は、布の買い付けです。やって来たところは、ジム・トンプソンのファクトリー。さあ、私のセレクトする布選びが始まって、どのくらい時間が経ったことでしょう。布選びの持続力は、かなりのものでした。私が選んでいる間も、さまざまな国の方々が買い付けに来られていましたよ。
買い付けが終った後は、近所にあるお店でスムージーを頂きました!

こちらのファクトリーへは、BTSバンチャーク Gate5から出て、左に徒歩100mほどで、スクムヴィット・ソイ93通りへ。通りに入って十数分、左側にファクトリーがあります。

今回は、先ず先ずの買い付け結果であったと思います。

バンコク編 - ジム・トンプソン本店

私は、今回の旅でジム・トンプソンの本店に行って来ました。伝統的なタイシルクに魅せられた一人としてジム・トンプソンは、アジアの魅力にアメリカンナイズされたセンスを融合して、世界中に新しいタイシルクの魅力を開花させた実業家。ただ彼の失踪については、謎に包まれたままです。
ここに辿り着いた頃には夕食時で、お腹が空いてることも忘れ、ドアマンが扉を開けた瞬間から、店内はモダンアジアの輝きで満ち溢れていました。シルクで作られた物や布地販売・オーダーまで、心が躍る一時でした。
そして私もタイシルクの輝きに魅せられた一人ですが、布が輝き、肌に優しい柔らかい素材は、たまりません。
布好きが好事で、やってきた小さな布の旅は、頭の片隅に描いた行きたいところだったので、店内を出るころには感無量で、お腹いっぱいになったような思いでした。

このジムトンプソン本店への行き方ですが、BTSサラデーン駅で降り、タニア通りからスリウォン通りに出て右折先の右側にあります。
Jim Thompson  www.jimthompson.com

2014/10/19

ホーチミン編 - L'amour のフランスパン

ホーチミンにあるベーカリー「L'amour」から持ち帰った柔らかいバケットで、サンドイッチを作りました。美味しい!ベトナムでは、バインミーと言われています。中に挟む具材を変えて、食べてみたい。

帰国後のブログアップは、食べログでした。

2014/10/16

帰国

ただいま!
行きも帰りも、見事に運良く台風を免れて、昨日、無事に帰国しました。

今回の買い付け&プライベートを兼ねた旅行は、また素敵な布たちに出会いましたよ!
これからの私の作品に、より彩ってくれるでしょう。
素材の良さを選ぶ同様、色を選び抜く事はもっともっと楽しい。

布選びの際、私の選んだ色の組み合わせを、ショップの男性が覗き込む込むシーンがあり、私は彼らに「ワクワクしてもらえたかな?」と思ってみたり、とても幸せな時間でした。
また、行きたい。布の旅。



2014/10/07

ウェブショップからのお知らせ

皆様、いつもお世話になっております。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、Quilting Spotは、2014年10月8日〜10月15日間、買い付けの為、ウェブショップの方をお休みさせて頂きます。
素敵な素材を見つけて”小さなハンドメイドの世界”に、新たな刺激を開花させる事が出来るといいなと思うところです。一歩先を踏み出して、新しいモノに挑戦です。心配だった台風も去って、とてもよいタイミングで布探しのプチ旅に行って参ります。店主.Hal

2014/10/02

Lauren Mann and the Fairly Odd Folk - Over Land and Sea

この季節に似合いそうなメロディで、I Lost Myself は大好きな一曲。Lauren Mann and the Fairly Odd Folk は、生活の中に溶け込むようなメロディが詰まったアルバム”Over Land and Sea”。


2014/10/01

QuiltingSpot

時間をかけてきた物作りは、美しいフォームで、フラットでありながらも高貴な素材だけで十分過ぎるほど気品に満ちています。余計な装飾を加えなくてもいい美しい布地で作りましたが、残念ながらお披露目までに至りませんでした。このままではいけないと私は、次のステップに進みます(Hal)

Fall Out Boy

今年の春頃に、よく聴いていたアルバムは、Fall Out Boy の Save Rock And Roll♪〜
過激そうで過激ではないポップなパンク。2013年、ビクトリアンシークレット・ファッションショーで、ゴージャス過ぎるモデルたちの後ろで、彼らとテイラースウィトが歌っています。健康的なFall Out Boyが、ちょっと物足りない?

The Narrative - The Narrative

The Narrative はスージーゼルディンとジェシーガブリエルで結成されたデュオ。"Fade"がお気に入りの曲で、スージーゼルディンがメインで歌っています。アイデアが浮かばない時など、このアルバムを聴いて、私のエネルギーを再燃させています。素敵なジャケで、お気に入りです!

陶器市

昨日は、八王子の商店街通りで開催された陶器市に行って来ました。最終日だったようです。十月に、上野の方でも開催予定だそうですが、その時期は都合が悪くて行けません...残念です。この日、一番欲しかったものは明治時代の古伊万里の炭鉢。でも高くて簡単に買える代物ではありませんでした。日本の陶器市、ぶらりと行って見るだけでも楽しいです。

エトランジェのノート

この一年近く、手仕事について学んだ事を、書き止めているノートがボロボロになってきました。エトランジェのB5サイズには、喜多川歌麿と東洲斎写楽の浮世絵が大胆に飾られています。知り合いの女性は、日本人の私が、このような趣味である事を不思議がります。面白いですね。日本の色彩文化は、大胆な作風でありながらも、日本人ならではの繊細な色彩表現で、とても上品です。
人は、簡単には手の届かない異文化に憧れを持ちます。私もその一人です。激しく異文化に惹かれて、アジアの中でも特に日本文化を蔑ろにしてきた気がします。そんな時期を過ぎ、改めて目の前に見るものは、日本の美しいソフトな色彩。